年会費が1~2万円かかるクレジットカードや、ANAやJALのゴールドカード、またはプラチナカードの会員になると、空港ラウンジが無料で使えるようになります。
空港ラウンジは大きく分けると、航空会社のものとカード会社のものとの2種類になります。
搭乗口の近くにある空港ラウンジは、多くが各航空会社の用意したものです。
ここを利用するには航空会社が定めた入会資格を満たさなければならず、お得意様であるほど高いランクのラウンジが使えるようになります。
それに対し、カード会社が用意したラウンジは、先に述べたようにある程度のランクのクレジットカードを所有していれば無料で利用することができます。
ロビーとの違いは明らかで、静かな落ち着いた空間、無料で使えるドリンクバー、ネット環境、新聞や雑誌など、搭乗前の時間をゆったりと過ごすことができます。
また誰もが使うであろうトイレも、空港内のものよりもきちんと手が行き届いており、清潔さが保たれています。
他にも、航空便の発着や遅延、欠航などをいち早く正確に知ることができるというメリットもあります。
国内には約30カ所の空港ラウンジがありますが、今のところ、すべての空港ラウンジを利用できるというクレジットカードはほとんどありません。
多いところで、26~28カ所くらいの主要空港は使えるようです。
また、クレジットカードの中には対応数が5カ所程度しかないものもあるので、空港をよく利用する方がカードを作る際には、この点もよくチェックしておくことが大切です。