中国の汚染、肺がん、喘息、循環器障害、脳・神経障害 嵯峨井勝 本の泉社ピーエム ニテンゴ キグサレル ケンコウ エノ エイキョウ サガイ,マサル 発行年月:2014年03月04日 ページ数:147p サイズ:単行本 ISBN:9784780711554 嵯峨井勝(サガイマサル) 1943年北海道生まれ。北海道大学薬学部卒業、同大薬学博士号取得、国立公害研究所環境生理部研究員、カリフォルニア大学デイビス校留学、国立環境研究所大気影響評価研究チーム総合研究官、青森県立保健大学教授・同大健康科学研究研修センター長(併任)を経て、現在つくば健康生活研究所代表、青森県立保健大学名誉教授。大気汚染学会学術賞受賞、非常勤講師(札幌医大、東大大学院医学研究科、青森県立保健大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1章 中国の大気汚染(PM2.5)(中国、異常な大気汚染の現状/中国の大気汚染の原因/PM2.5の日本への影響、私達が独自に心がけるべきこと)/第2章 PM2.5とはどんな物質か(PM2.5は大きさで分けた様々な物質の複合体/PM2.5の体内侵入経路および粒子サイズと健康影響の関係)/第3章 PM2.5あるいはDEPの人への健康影響(人の死亡率に及ぼす影響/呼吸器系への影響/循環器系への影響/認知機能への影響)/第4章 動物実験で分かった健康影響とその作用メカニズム(DEPあるいはPM2.5の毒性メカニズムについて/呼吸器系疾患の発症メカニズム/環境ホルモン作用(生殖器系の異常)とそのメカニズム/骨への影響/脳・神経細胞への影響)/第5章 ディーゼル排ガスによる気管支喘息発症の証明とその因果関係論争ー我ら、かく闘えり(公害激化時代と公害健康被害補償法(公健法)の成立/ディーゼル排ガス微粒子(DEP)と気管支喘息の発症に関する研究のスタート/ディーゼル排ガスで喘息が起こることを支持する証拠が蓄積/法廷における因果関係論争/PM2.5の環境基準値の策定、大型道路建設の問題) 中国のPM2.5汚染の現状と原因の紹介から始め、国内のPM2.5はほとんどがディーゼル排気微粒子(DEP)であることを述べ、PM2.5の人への健康影響と動物実験で知られている広範な健康影響を紹介。さらに、ディーゼル排ガスが気管支喘息の原因物質であることを証明した研究とその結果をもとに裁判で闘われた因果関係論争を紹介している。 本 科学・技術 工学 建設工学
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