マイレージプログラムとひと口にいっても、各空港会社により還元率や有効期限、提携している会社や電子マネーなどが異なるなど、システムや特徴はさまざまです。
各カード会社の特徴やメリットを把握し、いろいろなシーンでカードを使い分けると、さらに効率的にマイルを貯めることができます。
たとえば、国内線を多く利用する人には、日系航空会社である「JALマイレージバンク」「ANAマイレージクラブ」がお勧めです。
日系航空会社は電子マネーにも対応しているので、普段の買い物でも有効活用できます。
さらに、貯めたポイントもANAならTSUTAYAやヤマダ電機、楽天、JALならAEON、ローソン、TOKYUなど、身近にあるお店で使うこともできます。
ただし、日系航空会社は正規運賃以外(ツアーパックなど)でのマイル加算率が50~70%になってしまったり、マイルの有効期限があったりします。
それに対し、外資系のデルタ航空の「デルタスカイマイル」なら、マイルの有効期限はありません(ただし、2年間会員口座にマイル加算やマイル交換などがない場合は失効してしまいますので注意が必要です)。
注目すべき点は、正規運賃以外の利用であっても、ほぼ100%のマイルが加算されるということ。
これは、日系航空会社にはない強みです。
このように各社で一長一短があるので、目的にあったクレジットカードを選ぶことが大切です。
国内旅行に特典航空券を使いたいのなら日系航空会社、海外旅行に使いたいのならその都市へのフライトが多い航空会社を選ぶべきです。
また、フライトをメインにマイルを貯めるのか、クレジットカードをメインにマイルを貯めるのかによっても、よりメリットを得られるカードが変わってきます。
クレジットカードはどの航空会社も発行しているので、特典や還元率に着目して自分に合ったカードを選びましょう。