飲む温泉水について

何でも飲める訳では有りませんが、飲む事が出来る温泉水も有ります。
おれは温泉療法で用いられるのですが、「飲泉」と言う様に呼んでいます。
温泉のお湯に浸かる事で温泉の成分を肌から吸収出来ますが、それと同じ様に飲泉で飲む事によって直接体内に温泉の成分を吸収できると言う訳です。
温泉にはたくさんのミネラル成分が含まれていると言います。
通常はミネラルは野菜から取る場合が多いですが含有量が少ないので、より多くのミネラルを温泉水から得る事が出来る様になります。
そういう情報を聞くと温泉水を飲めばいいのだなと思ってしまいますが、普通に入っている浴場のお風呂のお湯を飲むと言うのはダメです。
きちんと飲泉として許可が取られているお湯が有りますのでそれを飲む様にしてみましょう。
そしてコップ1杯程度の量をゆっくりと飲む様にしてください。
また温泉の泉質によって飲む時間帯にもオススメが有ります。
鉄泉の場合は食後に飲むのが胃腸を刺激しませんのでおススメです。
その他の泉質の場合は食前に飲む様にすると良いでしょう。
また飲泉を飲む場合、持病が有る方、妊娠中の方はどの様な影響が身体に与えるか分かりませんので、出来れば控えた方が良いと思いますので気を付けましょう。
飲む場合は一度お医者様に相談してみると良いでしょう。
最近は部屋風呂で露天風呂の客室も増えてきているので、部屋風呂で飲泉と言う温泉も有るかもしれません。
こうした温泉水を飲む場合も有ると言う事も覚えておくと、また違った温泉の楽しみ方が出来る様になると思いますよ。

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