有能関係の人気通販サイト、オンラインショップ!
注目のあの有能が楽天に集結!
恐らく息子ちゃんが、幼稚園の頃から欠かさず読んでいる雑誌『海外子女教育』の最新号
(8月号)特集は、”多様化する海外赴任 母親が赴任するとき”。
この企画、待ってましたっ!(・∀・)/
一般的に海外赴任と言えば・・・”父親の赴任に家族を帯同する”という前提で語られるが、
約10年前から上海では、日本人女性駐在員が、存在している。
金融やメーカー、サービス、物流業界の女性駐在員とお会いしたことがある。
そして、ネズミのスタートも駐在員だった。
ただし、独身または既婚子なしの方ばかりだったが。
最新号では、ワーキングマザーの海外赴任が珍しくない日産自動車について、5人の実例
が紹介されており、興味深く拝見した。
赴任先は、ブラジルやアメリカ、タイ、中国(香港、シンセン)。
中には、単独で幼児2人を帯同された方やご主人が、奥様の赴任に帯同したケースも。
日産は、女性の社会進出が進んでいるフランスのルノー社と幅広い分野で戦略的に協力
する独自のパートナーシップを提携しており、これが大きく影響しているように思うが、
各経験談を読んで感じるのは、”職業人としての意識の高さ”だ。
まず、腹の括り方が違うし、取り敢えず走り出してから微調整すればよい、という行動力が
共通している。
因みに日産では、ワーキングマザーの駐在に合わせた手厚いサポート制度はなく、必要に
応じ、都度相談する、という形をとっているらしい。
会社が、万全な制度を提供しなくても有能な方は、自ら伸びて行く、という証拠かも。
友達(日本人)は、上海でワーキングマザーとなり、引き続き駐在員として勤務している。
伴侶には、家庭的な欧米人男性を選び、アイ(お手伝いさん)と3人で力を合わせ、頑張っ
ている。下の世代には、こういう日本人女性も誕生しつつある。
また、日本人学校の女性教師にもご主人を伴い、赴任された方もいらっしゃる。
こういう話をすると、「理解のある会社や伴侶に恵まれ、羨ましい。」と一方的に羨望する
女性が、必ずいるが、戦略的にそんな会社や伴侶を選択した努力の結果であり、決して
”棚から牡丹餅”ではない。
今の人生は、各自の選択の連続の結果なのだ。
誤解のないように書いておきたいが、専業主婦である駐妻(駐在員妻)の存在を否定して
いるわけではない。
駐妻(駐在員妻)にも家族のためにキャリアを断念した方や休職中の方、元々専業主婦の
方等、様々なバックグラウンドの方がいらっしゃり、各自が考え抜き、選択した結果なのだ。
働くのとは違う役割があると思う。
* おまけ *
「お子さんがいるのに海外で働くなんて非常識な方ね。」と直接、同じ日本人学校ママから
言われたことがある。
経歴が異なり、価値観も違うのだから、そういうお考えの方もいらっしゃるだろう。
ただし、自分の価値観を他人にも押し付ける必要性は、あるのか?とも正直思う。
多様性を認め合い、「みんなちがって みんないい」と言える日本になることを願っている。